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田中製材所、きんきの「山のダイゴミ展」へ — 山と都市のあいだに“手の節”を置く。捨てない設計と、使い切る文化の提案 —

往復する時間、反響する価値、記憶する手。タリモールという“ふるまい”の展示

  • 【宣言】 山と都市のあいだに、手の節を置く。 — きんきの「山のダイゴミ展」に寄せて わたしたちは、木を捨てない。 欠けや節を、設計の文法と見立てる。 直すことを、最小の生産と呼ぶ。 使い切ることを、未来への礼節と知る。 山の重さを、都市の日常へ。 都市の軽さを、山の現場へ。 その往復に、そっと手を添える。 タリモールは、施設の名ではない。ふるまいの名である。 集い、手を入れ、学び合う。 作り変えるのではなく、生かし直すこと。 時間は、ひとつの器だ。 私たちは、その器を損なうことなく、静かに使い切る。 それを、文化と呼びたい。 — 田中製材所/タリモール(2025年9月2日) 【出展概要】 木は、それ自体が時間の器です。田中製材所は、製材所×シェア工房「タリモール」を通じて、欠けや節、端材までを生かし切る“ふるまい”を提示します。新しく作り変えるのではなく、直して使い切る。「捨てない設計」と「使い切る文化」を、山と都市の往復として会場で体感いただけます。 【タリモールという“社会実験”】 タリモールは施設名ではなく、「直す・共作する・学ぶ」が重なる瞬間に立ち上がる、開かれた工房というふるまいの名前です。新設の「リペア部」は、買い替えの前に“手を入れる”選択肢を暮らしに増やすための、ささやかながら真剣な試みです。 【展示・実演(予定)】 ・素材展示:節・欠け・短材・端材と、その生かし方のプロトタイプ ・相談カウンター:床リノベ(研磨・再塗装)、木材トラブル、森や材の使い道の相談
  • 会期:2025年9月6日(土)〜 9月15日(月)
  • 営業時間:11:00-21:00 ※最終日のみ17:00
  • 場所:無印良品 グランフロント大阪 展示スペース
  • アクセス:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪 ショップ&レストラン北館 4F
  • https://www.instagram.com/tanakasawmill/
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    無印良品 グランフロント大阪

    〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪 ショップ&レストラン北館 4F

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