きんきのき きになるきのデザイン展
2024.08.25
きんきのき きになるきのデザイン展
ひらがなばかりで何のことかと思われるかもしれませんが、近畿地方に植えられている木を使った、ちょっと気になる取り組みの展示を開催いたします。近畿地方の「畿」は、古い言葉で「都」という意味を表しています。大阪、奈良、京都といったかつての都を含んだこの地域は、文化の発展とともにたくさんの木を素材として使ってきました。古くは神社仏閣や住む家はもちろん、酒・調味料の容器、日々の器やお箸まで、生活に必要な道具の多くは木から作られています。現在、私たちの身近にある木は主に家を建てるために利用されています。しかしながら、新しい家を建てる数が減っていること、建てられても安い海外の木が使われることが多く、国内で育った木の使用が減ってきています。山は木が使われなくなると荒廃していきます。荒廃が進むと土砂崩れが起こりやすくなったり、動物が住処を失い田畑を荒らしたりと、私たちの暮らしに影響を及ぼすことが多くなります。私たちの生活環境を守る観点からも木の使用方法を考えることが重要になってきています。今回展示している近畿の木にまつわる作品は、身近な木を使って、私たちの暮らしが豊かになるような視点で作られています。地域や人ごとに特徴がある作品の中から、木の魅力を再発見していただければ幸いです。
会期:2024年9月6日(金)~15日(日)
営業時間:11:00-21:00 ※最終日17:00まで
場所:無印良品 グランフロント大阪 展示スペース
アクセス:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪 ショップ&レストラン北館 4F
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